断 耳


断耳とは、イヌの垂れ耳を外科的な処置により形と大きさを整えて直立耳にすることです。
当然、全身麻酔をかけ耳の大部分を切ってしまうので、イヌにも苦痛はあるし術後の管理が悪いと雑菌が入ってしまったり、壊死してしまったりすることもあります。

<断耳例>
  


<断耳手術後>


では、何故このような処置をするようになったのでしょうか?

その理由はいくつかあります。
@ 仕事をさせる時に遠くでも指示が聞こえやすくなるように耳を立たせるために切った。(直立耳の方が可聴範囲が広い)
A 猟の時に小動物などを追いかけて、狭いところに突っ込んでいった時に耳をケガすることが多かったので、小さく立たせるために切った。(垂れ耳はイヌが走ると耳がヒラヒラ舞うために引っ掛けやすい)
B 闘犬が相手に耳を食いちぎられないように、小さくするために切った。
C 寒冷地で、凍傷や霜焼け、体温発散を防止するために、小さくするために切った。
 これらが主な理由だったといわれています。

現在ではほとんどのイヌがペットとして飼われており、上記のような理由で切る必要はほとんど無くなりました。
しかし、今でも慣例上犬種の特徴を出すという理由で切っていますが、動物愛護の観点から断耳を禁止する国も増えてきています。


断耳をする場合の時期は、犬種によって結構差がありますが、小型犬は早くて生後90日以降、大型犬では早くて生後100日以降が目安です。(大型犬は犬種差が大きく、もう少し遅いほうが多いです)

<断耳禁止国>(一部です)
イギリス、オーストラリア、ドイツ
ノルウェー・デンマーク・スウェーデンなどの北欧諸国
※ 日本(JKC)では断耳犬種でも、断耳していなくてもドッグショー出陳はできるようになりましたが、禁止にはなっていません。

<JKC断耳犬種>

ブービエデフランダース ボースロン ブリアード
マレンマシープドッグ(牧羊犬のみ) ピレニアンシープドッグ エストレラマウンテンドッグ(許容)
ボクサー ドーベルマン グレートデーン
G・シュナウザー S・シュナウザー M・シュナウザー
M・ピンシャー ボストンテリア ドゴアルヘンティーノ
ナポリタンマスチフ ブリュッセルグリフォン プチブラバンソン
アメリカンスタッフォードシャーテリア

※ ここに揚げた断耳犬種は、スタンダードで断耳の記載があるものです



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