イヌの本能(生活)

 

動物のことを理解する上で最初に考えなければいけないのは本能です。

現在、人間は本能に基づいて行動することが少なくなってしまいましたが、動物は本能によって行動や生活形態が決まります。

ですから、本能を理解することがその動物を理解する上で非常に重要なのです。

 

動物の本能の根底にあるのは「自己保存」と「種族保存」です。

自己保存とは自分がいかにして生きるかを司っているもので、生活形態や食事、自己防衛などがあり、種族保存はいかにして子孫を残すかということですがやはりそれに基づく生活形態が重要になります。

この二つの本能において生活形態、いわゆる社会生活をいかにしておくるかということが動物にとっては重要なことで、また人間が動物と暮らすうえでも重要なポイントとなります。なぜなら、人間と動物が一緒に暮らすということは一緒に社会生活をおくることだからです。

ここでは、イヌの祖先であるオオカミの本能をベースに、イヌの社会生活を理解するうえで重要と思われる群生本能・権勢本能・服従本能について簡単に説明したいと思います。(家畜化・改良によってオオカミからだいぶ変化している部分があります)

 

    群生本能とは名前の通り群れで暮らす本能なので、人間と一緒に暮らした場合にも人間のことを群れの仲間という認識を持つ   のです。決して自分のことを人間だと思っているわけではありません。                                                                 

    オオカミも群れ(家族)で生活しており、オオカミの群れには全ての者に順位がありその中の1番の者をアルファ(リーダー)   と呼んでいます。今までイヌも同様と考えられていましたが、最近の研究では、イヌは一対一の上下関係で成り立っているとい   われています。

    オオカミの上下関係は絶対的なもので、群れの統制を図るために支配と服従の関係で成り立っています。基本的にはイヌも同   様ですが、イヌでは状況によって上下関係に変化が見られるといわれています。

    上下関係はそれぞれの能力を自分達で比較することによって決定されるので、人間のように下になったからといって不平不満   を持ったり、ストレスを感じたりすることはありません。

    下位者は上位者に奉仕(服従)することによって、生活の安定や保護(褒美)を受け、上位者は下位者を支配することによっ   て群れの生活を守り(安定させ)、餌の確保や外敵からの保護をします。
   この行動(考え)は服従本能権勢本能に基づいています。

    しかし、群れ社会での順位は不変ではなく、イヌは他者との能力を常に比較しながら生活しており、下位者の能力が向上した   り、上位者の能力が低下したりした場合には順位が入れ替わります。
   これは、イヌの持つ優勢階級性という本能に基づくもので生後約15週齢になると目覚めます。
   この週齢までの仔イヌは、支配と服従の関係になってはいません。

 

非常に簡単な説明ですが、イヌと生活する上で最低限これらのことを理解して生活することが重要だと思います。

特に認識しておいて欲しいことは次の点になります。

   イヌには平等という価値観はなく、支配or服従によって生活している。

  イヌは日常生活の人間との様々な関わりで能力の比較をし、常に勝ちor負けかを考えているので、人間が勝利者になること   が重要である。

  上記をもとに、イヌは自分のとるべき行動を決定している。

  結論としては、人間が上位者になることが最も重要なことである。

 

上記のことをふまえてイヌとの生活を考えることで、イヌとの幸せな生活が送れるのではないかと思います。




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