軍用犬

歴史は非常に古く、古代ローマ時代にはすでに使われていたという記録が残っている。(日本では江戸時代の文献の中に忍犬というのが登場し、これがいわゆる軍用犬のような働きをしていたと思われる)
当時は城の警備などに主に使用しており、イヌに銅の鎧を着せ鋲を打った首輪をはめて敵と戦わせたりもしていたようである。
使われていた犬種は現在のマスチフの祖先にあたるイヌといわれており、相当大型のイヌを使っていたようである。

近代の軍用犬は、ドイツ軍が第一次世界大戦で使用したのが始まりといわれており、警備や運搬、伝令、罠の発見、直接の攻撃など様々な仕事に使われ非常に活躍したといわれている。
特に第一次世界大戦でのジャーマンシェパードドッグの活躍はめざましいものがあったらしく、第二次世界大戦の敗戦後に占領軍によってこの犬種の飼育が禁止されたほどである。
また、イギリスではこの犬種の名をドイツ(ジャーマン)に対する嫌悪(?)からアルサシアンに改名したほどである。
ジャーマンシェパードドッグ以外では、ドーベルマン、グレートデン、ラブラドールレトリーバーやゴールデンレトリーバーなどが主に使用されている。
イギリスでは、動物愛護の観点から軍用犬にナイロンブーツの着用を法律で決めた。(1996年)・・・だったら使用しなければいいのにとも思うのだが!?


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